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netuの日記

大学生の現役塾講師の日常を綴るブログです。

【塾講師・生徒の親必見】宿題を出す・やる意味とは?

生徒指導

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学校、塾などに行くと、必ず宿題が出されることと思う。

講師は基本的には宿題を出さなければならない。

 

生徒にとって宿題とは嫌なものだろうか。

確かに、筆者も、小中学生当時は宿題をするのが嫌だった。

「面倒くさいなあ」、というのが生徒間での宿題に対する評価だった。

 

特に、問題量が多いプリントなどを出されるときなどはいやがられた。

例えば、算数と国語の複合プリントが頻繁に出されたが、

「算国プリント」をもじって、「残酷プリント」などと呼ばれていた。

 

 

さて、なぜ宿題が出されるのだろうか?

 もちろん、成績向上という大きな目的があるわけであるが、

 

特に宿題に込められた目的は三つある。

 

  1. 復習をさせるため。
  2. 演習量を増やすため。
  3. 自立学習をできるようにするため。

 

である。

 

 1.復習をさせるため。

であるが、

 

エビングハウス忘却曲線を知っているだろうか?

こういうものだ。

 

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グラフが示しているとおり、

学校や塾で学習した内容も、

20分後には42%も忘れ、

1時間後には56%忘れる、

一日後には、なんと、約25%、四分の一しか覚えていないのである。

 

学校や塾でやったときはできたけど、ちょっと間があいて、

出された宿題をやってみようとしたとき、できなくなっていた経験が無いだろうか?

 

それが、まさに、この忘却曲線である。

 

さて、これがちゃんと復習をするとどうなるのだろうか?

 

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このように、覚えている量が劇的に増加するのだ。

思い出す、とも言っても良い。

 

復習の効果とは、覚えた内容をずっと覚えておくようになることだ。

特に、英語、数学と言った科目は、以前に学習した内容を使って、

新しい単元を学ぶ科目であるから、この、復習がとても大事なのである。

 

正負の混合計算ができないと、方程式なんてとけないでしょ?

一般動詞がわからないと、過去形なんてちんぷんかんぷんでしょ?

 

次、

2.演習量を増やすため

であるが、

 

計算練習などはすればするほど、

正確に、スピード速くできるようになるのだ。

 

入試では、

ミスをしない正確さ、

そして、

時間制限に対応できるスピード、

この両方が求められる。

 

一口に、問題が解けると言っても、

 

  • 思い出しながらやるとできる状態(途中手が止まるが何とかできる)、
  • 考えずともスラスラと解ける状態(手が止まらない)

 

こういう段階がある。下の段階の方がスピードも速いしミスも減る。

これを、下の段階に近づけていくために必要なのが、

問題演習で量をこなすことなのだ。

 

だから、宿題ではやったところ&たくさんの量が出されるのである。

 

最後に、

3.自立学習をできるようにするため。

 

これは勉強の密度や質に関わってくる話だが、

問題の解き方がわからなかったときに、自分でやり方を調べて、

自分で解けるようにすること。

 

最終的に、学校の勉強で培うべき部分はこれだと思っている。

社会に出て、問題に突き当たっても、それを自力で解決する力。

そういうものを養ってほしいのである。

 

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パズドラでさ、どうしても攻略できないステージがあったらさ、

攻略サイトで攻略法を調べるでしょ?

 

それを勉強でもやってほしい。そういうことなのである。

 

これと、あとは自分で「勉強しよう」、というモチベーションさえあれば、

究極的には塾や予備校なんていらないと思っている。

 

そのために、一人で勉強する時間をとらせるように学校も塾もしているのである。

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