【中2数学】一次関数って何これわかんないっていう生徒へ
一次関数。
なんだかとっつきにくいですよね。
うん。僕もそうだった。
名前からしてとっつきにくいよね。
でも、これって、方程式を変化させただけなんだよ。
ちょっと次の問題を見て。
①ある数xの5倍から1を引いた数が、
xに3を足して4倍した数に等しくなる。
xの値はいくつか?
これは中1の方程式の問題だから、解けるよね?
一応、答えを言うと、
式を立てると、
5x-1=4(x+3) だから、カッコを外して、
5x-1=4x+12 移行して
5x-4x=12+1
x=13
ってなるよね。
最初の、
5x-1=4(x+3)
って式が立てられれば一次関数はわかる。大丈夫。
一次関数って何さ?
じゃあ、実際に一次関数の例を出してみようか。
②縦の長さが6cm、横の長さがxcm
の長方形の周の長さycm
yをxを使った等式で表せ。
これってさ、
さっきのような方程式の問題に「y」っていう文字が加わっただけなんだよね。
大事なことは、答えを、「y=??」っていう形にすること。
ちょっと考えてみて。
じゃあ、答えを言うよ。
周の長さ=縦の長さ×2+横の長さ×2
だよね。
縦の長さが6cm、横の長さがxcmの長方形の周の長さだから、
周の長さは、
6×2+x×2
=2x+12
だよね。
問題から、この、周の長さが「y」なんだ。
だから、答えは、
y=2x+12
となる。
これだけ。
簡単でしょ?
このように、
yをxを使って表した式のことを「関数」と呼びます。
今回はxの「一次式」を使って表したから、「一次関数」っていうんだね~。