4年生で2回の留年を果たし、迎えた就活3年目の物語。
4年生で2回の留年を果たし、迎えた就活3年目。
僕には自信があった。過去2回の就活の経験という自信が。
エリート志向の人間からみたら鼻で笑われるような内定先かもしれないが、
曲がりなりにも内定を獲得してきた過去があるからだ。
面接には自信があった。だって、嘘をつかず本音を話せば良いだけだからである。
僕にはもう行きたい業界があった。
そう、教育系、しかも学習塾、予備校である。
とはいえ、そこ一本に絞るのはまだ納得感がなかったので、
教育、人材、コンサルの3つを受けることにした。
人材はなんとなくかっこいい。そんなイメージがあった。リクルート、インテリジェンスなどなど。かっこいいイメージがあって受けたが、どこもダメだった。
僕が受けた人材系の企業では、エントリシート通過後の選考は、グループディスカッションであることが多かったが、
まぁー、通らない通らない。悲しいくらい通らない。
リクルート、インテリジェンス、テンプスタッフ、マイナビ。全部落ちた。残念。
さらにアビームコンサルティング。エントリシートもテストセンターも通ったのに、ワークショップ型の選考でノックアウト。
結局、グループディスカッションある会社で、最終まで残ったのは、総合キャリアという会社だけ。ここはなぜか思った以上に選考が進んだ。
だが、結局学習塾の内定を貰っていたこともあり、辞退した。
コンサルは結局のところあまり受けなかった。
グループディスカッションの極意は僕にはわからない。誰か他の人に聞いて欲しい。
どのように内定したか?
内定したところはあっという間に選考が終わった。正味40分程度の選考だったのではないだろうか。
一次面接はほぼ採用担当者が一方的にしゃべるだけ。見た目をチェックされたぐらいか。
最終面接は、社長を含む役員勢揃いの面接だった。わずか15分程度。聞かれたことは、
- 学習塾のなかで、なぜウチを選んだのか?
- あなたの長所を活かして、ウチで働いた時にどういう風に貢献できるか、1分程度でプレゼンして下さい。
この2つだけだったような気がする。
面接の前に準備したことは、
- 「会社でやりたいこと」、「自分ができること」、「その理由」をパッと答えられるように整理しておいたこと。
- 学習塾なので、見た目は真面目な感じで。
社長が第一印象で僕のことを気に入ってくれたようなので、とても有利に事が進んだ。
質問にも準備通り答えたので問題なかった。
なぜウチを?の質問には、答えられるよう説明会で説得力のあるものをピックアップしておくことだね。
幸い、参加者が僕を含め2人だったので、とてもアットホームで質問しやすい雰囲気でよかった。