tamutenの日記

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1000円カットの人気店!QBハウスの賢い利用法

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1000円カットのチェーン店、QBハウスに4ヶ月ほど通っていたので、使い方について説明しようと思う。

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僕自身はこういう店があるのは知っていたが、利用することはないだろうと思っていた。なぜならやっぱり1000円で短時間で済ますカットではおしゃれにはできないと思っていたからだ。

その僕がなぜ今回4ヶ月も1000円カットを利用することになったのか、その経緯から説明しよう。

もともと、椎木里佳さんと隆太さんの共著で紹介されていたことで、行ってみようかなと思うようになったのだ。

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QBハウスは完全に一人勝ち状態


QBハウスのビジネスモデルは優秀だ。
完全に他の美容室や理髪店とは一線を画すことに成功している。

QBハウスの特徴は髪をカットすることに完全に特化しているということだ。

普通の店なら髪を洗ってもらったり、マッサージのサービスがあったり、あとはもちろんカラーやパーマができる。

しかし、QBハウスはカットしかしない。カットしたあと、洗髪して残った髪を洗い流すのではなく、強力なバキュームを使って残った髪の毛を吸い取るのだ。

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それによって水道、シャンプー、ドライヤーなどの費用を節約している。終わったあと、特に髪の毛のセットもしない。普通美容室とかにある、雑誌や漫画の類もない。

その代わり、座席の前にはスクリーンがあって、ニュースが見れるようになっている。
まだ、ニュースしか見れないようだが。あとは全部QBハウスのCMである。だから同じ番組が3分くらいでループしてしまうので、この辺をもっと充実させたらよいのではないかと思う。

とはいえ、1000円という低価格をそれなりのクオリティで実現している。なぜ1000円で採算がとれるのかというと、10分で1人のカットを終わらせ、たくさんの人を捌くのである。一人ひとりの客単価は低いが、大量に売ることで稼いでいるのだ。先ほどのように効率的にコストカットを実現し、利益も出している。

そうすると、他の多くの美容室や理髪店は手を出すことできない。真似できないのだ。
価格を下げることはできないし、従来の髪を切る以外のサービス提供ができなくなる。

なので、「あそことウチはそもそもいろいろと違う」、ということで片付けるしかないのだ。

つまり、QBハウスにはほぼライバルがいない。独占状態だ。火曜日が休みとか、同じようなサービスとか、とにかく横並び意識が強い美容室業界で、イノベーションを生み出した稀有な例だ。

オシャレとしてはどうか?


さて、オシャレ目線からいうと、1000円の低価格でカットに関してはまずまず、といった印象だ。僕自身は満足していた。
だからこの期間利用していたのだ。お金の節約のため、というのもあったが。

美容室や床屋に行くとやっぱり時間がかかる。

その時間が必要ないし、とくにオシャレにこだわりはない。という人には大ウケなのか、いつも行ってもお客さんがいる印象だ。とくに週末はめちゃくちゃ混んでいる。1時間待ちはザラだ。

店員さんも人によってはイライラしているので、本当に、「テキトーにカットしてもらえればいい」、という場合以外は週末に行くことはオススメしない。

あと、こだわりがつよい人はやっぱり美容室に行くのがいいと思う。ちゃんと事前にカウンセリングしてくれて、髪型の相談にも乗ってくれるのは従来からある美容室だ。

逆にこだわりがなくて、美容師に、「どんな感じにしますか?」、と言われて返答に困る、という人は是非行ってみてほしい。

「短くして下さい。耳は出して。」

とか言っておけば、テキトーにカットしてくれる。

店員さんも話しかけてこないので、喋るのがイヤだという人にもオススメだ。