【ずっとコミュニケーション!?】個別指導・指導ノウハウのまとめ
塾講師はかなりコミュニケーション能力を要する仕事だと思う。
なぜなら、言葉をかわすたびに生徒の言動だけでなく、表情や行動など、ボディランゲージの面からも生徒を観察しなければならないからだ。
いま、ならないといったのは、それができないと講師が務まらないからなのである。
授業
説明
教えるべきところは噛み砕いて教えよう。
これ、はっきり言ってかなり大事な部分の1つだ。ここが上手ければ、生徒に、「わかりやすい」と思って貰える。
要は生徒の頭のレベルまで落として説明するということだ。
例えば連立方程式の代入法を説明するとき、
代入というものがわからない生徒がいる。
どこまで戻るかは、その生徒のレベルによるが、
x=4のとき、
x+1=
と例を出す。
これは簡単なので、生徒も余裕で解ける。
4 +1で5ですよね。と解ける。
(x=5)
その次に、
2y=x+4
x=-2yのときxとyを求めよ。
こんな問題を出す。
2y=-2y+4
ここまではできた。
でもこれ以降が詰まってしまう。
こういうときは、
方程式の単元まで戻って学習させれば良いのだ。
だからわれわれ講師は、生徒がいつ、どの単元を学ぶか、きちんと把握しておかなければならない。
これは、経験すると把握するようになるので、最初は生徒と一緒にテキストをパラパラ見て探しても良いし、他の先生に聞いたりしても良い。
その他
- 最初は例題を生徒と一緒にとけ。
- そして次は練習問題を生徒にやらせる。(放任)
- その次は答え合わせをする。
- それで、間違ったところがあれば、
- 解答だけ記し、なぜ間違ったかを説明させる。
生徒に練習問題をやらせるのは、これは某塾のやり方のパクリだが、「自分の力でできた」という自信を持ってもらうためだ。
なぜ間違ったかを説明させるのは、ドラゴン桜からパクってきた。でも、生徒に客観性を持たせ、考えさせるには良い訓練だと思う。
宿題
授業でやったところだけ出す。
生徒のモチベーションによって異なるが、めちゃくちゃ出す。
完璧にできるようにする。
次の授業
宿題やってきたか、やってきてないか。
で変わる。
やってきてる生徒は普通に続きから授業。
やってない生徒が問題だ。
ここで、頭ごなしに叱ってはいけない。
理由を聞くのだ。ちまちまとコミュニケーションをとる。
授業態度に問題がある生徒についてはこちらから働きかけなければならないのだ。
授業態度が良くなるように説得していかなければならない。
そのために僕が読んだ本が紹介しよう。「人を動かす」だ
まぁとにかく生徒の話を聞くのである。
とりあえず生徒が納得するまで話を聞き、
こちれも納得するまで話を聞くのでそうやってコミニケーションをとって、信頼関係を築いて、
そうなって改めて生徒の生活習慣に問題があればそれは直すべきである。
講師が生徒に指示して直させるべきなのである。
以前担当していた高校3年生はまったくやる気がなかった。
授業中ずっと寝ていたので、ある顔を洗ってこいというのだが、してきても、またこくりこくりと寝てしまうのでどうしようもなかった。
勉強もあまりやる気がない、モチベーションがもてない生徒にはちゃんと話をするべきなのである。
しかし、当時はどうするべきかわからなかったから、ただ「家で早く寝たら」とかしか言えなくて情けなかった。授業中の生徒が隣で寝てしまうのに、なにもできないというのは、なんとも講師としては悔しいことなのである。
今は、どうしても眠い、という生徒には10分間ほど寝てもらうことにしている。顔を洗ったりするよりも、やっぱり、少しでも寝たほうが頭が冴えたりするでしょ?
最後に
僕は扱いにくい生徒ほど、こちらからコミュニケーションをとるようにしている。
説明のときもコミュニケーション、宿題やってこなかったときもコミュニケーション、いつもコミュニケーションである。
それが塾講師という職業だ。