tamutenの日記

塾講師はやめました。今はプログラマーやってます。

中学受験はプロによる個別指導をおすすめする

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中学受験をする家庭が増加している。

ゆとり教育」の反動、

少子化の影響により、子供一人にかけられる教育費が上がったなど、

様々な理由が考えられるが、、

 

中学受験、お子さまの塾選びには細心の注意を!

 

さて、ここでお子さんを中学受験させようとする親御様方、

塾選びには最新の注意を払ってほしい。

 

まず、中学受験業界で有名なのは、日能研四谷大塚SAPIXあたりだろうか。

確かにここで行われる指導はハイレベルで、この中で成果を出すことができれば、

いわゆる「御三家」合格も夢ではない。

 

しかし、すべてがそううまくいくだろうか。

このような大手塾には、その地域でも選りすぐりの頭のよい生徒が集まってくる。

ちょっとやそっと学校の成績がよいからといって、気軽に入塾させてよいものではないのである。

そのような環境下でも抜け出せる、トップをとれる実力があるほどウチの子は飛び抜けて頭がよい、と自信がおありになる家庭は是非入塾させるのがよかろう。

 

しかし、そうとは言い切れない場合。

もし学力のあるお子さんだとしても、

子供が今まで自信を持って生きてこられたのは、

 

学校の成績がよくて、周りの皆や先生からちやほやされてきたからである、

 

ということも考えられるのだということを、頭に入れておいてほしい。

 

僕は大手塾に通ってしまったせいで、不登校になった。

 

ここからは、僕自身の体験談だが、

学校の成績がよかった僕は周りの中学受験組に誘われる形で日能研に通い出した。

小学4年生の頃だ。最初は、一番上より一つ下のクラスに配属され、授業を受けた。確か、算数と国語だったと思う。そこでは、母親の手伝いもあり、毎週末にあるテストで、クラスで一番を何回もとることができた。(150点満点中145点でクラス一位など)

 

好成績だった僕は、途中から一番上のクラスにあがった。

 

だが、そこは異世界だった。授業もかなりハイレベルになり、必死に勉強しないとついていけない位だった。

さらに、毎週末のテストのレベルも高くなり、以前のように高得点をとることができなくなっていた。110点台をさまよっていた。

そのクラスには伝説と呼ばれ、御三家合格は確実といわれていたS君とY君がいたが、彼らでいつも満点の150点を争っていた。

 

僕は、そのクラスでは平凡で、見向きもされない存在に成り下がったことを自覚し、自信を失っていった。

また、その時期、塾以外にも習い事を、将棋、書道などと掛け持ちしていたため、繊細だった僕は限界に達した。

外にでるのが怖くなり、家から出られなくなってしまったのだ。

学校にも行けなくなった。家でじっとしていてもずっと気分が悪いので、ベッドで寝ていた。しばらく、食って寝ての生活が続いた。

 

 

という風に、成績を上げるどころか、逆に最悪不登校になってしまう危険性がある、少なくともそういう事例がある、というのは把握しておいていただきたい。

 

ここで、提案である。

 

さて、そこで僕が提案する中学受験対策は、

プロの講師に個別指導という形で勉強を教えてもらう塾に行くというものである。

 

こちらに詳細を貼っておいた。

クリックしてみてほしい。

 

 

このような塾に通い、一人一人の学力にあわせたカリキュラムで指導してくれ、他の子供との競争することもない、のびのびと学習できる環境がある。

首都圏在住の方は、利用してみてはいかがだろうか。

 

ちなみに、僕は約半年の不登校の後、徐々に学校に復帰し、

受験は通信教材を頼んで、教職をとっていた母親とマンツーマンで乗り切った。

ある意味、ラッキーだったといえる。

 

だが、そうでないならば、こういうサービスは非常に有用だ。

是非、試してみてほしい。

成績が極端に悪いor友達が少ない子供には家庭教師をお薦めする

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家庭教師を呼ぶと、近所の評判が~などと考えてしまう親がいるようだが、

いやいや待てよ。自分の子供の成績と、たかが近所づきあいの評判のどっちを取るというんだ?

「家庭教師を呼ばなければならないくらい、ウチの子は成績が悪い」、と近所の人間に思われるのが嫌なのだろうか。

 

だが、そんな現在の世間体を気にして、子供の将来を棒に振ってしまったら、と考えたらどうだろうか?

そんなこと言ってられないんじゃないのか?

親としては自分でなんとかできないから、勉強面の指導をアウトソースするという選択肢を選ぶんだと思う。

特に中学生ともなると、反抗期でちゃんと親の言うことを聞いて勉強するような子供は少ないだろうからね。

 

それで、家庭教師を頼むのにぴったりな子供は、学校の友達が少ない子、あるいは、成績が悪すぎて自信をなくしている子、である。

 

このタイプの子供は塾などに通わせても周りと自分を比較してしまい、うまく振る舞えず環境に適応できない場合が多々あると考えられる。

こういう、自分に自信がなくて弱いタイプの子供には、必ず攻撃するような子供が存在するのである。結論、塾に通わせても成績が上がらないどころか、さらに自信をなくして帰ってくる可能性が多々ある。

 

学校の友達が少ない子

 

学校の友達が少ない子に関しては、「しゃべるのが苦手な性格」というのがあげられるだろう。

周囲とうまく距離感をとることができないので、集団生活があまり向いていないタイプだ。

誰にもあまり干渉されない場所が好きな場合が多い。図書館などが好きでよく本を読みにいく、という子供が典型的であろう。

 

何を隠そう、筆者も子供の時これにカテゴライズされるような性格だった。

クラスに友達はほぼおらず、昼休みは図書館に行って本を読むのが楽しみ、小学校のころから将棋が好きで、授業後の部活動のために学校にきている。

家に帰ってから、一人でひたすらゲームをするのがすき、等、あまり人と積極的に関わることは苦手であった。

 

さて、こういう子供の性格を理解し、懇切丁寧にコミュニケーションをとりながら指導してくれるのは、家庭教師が一番だ。

集団指導は言わずもがな、個別指導塾は悪くはないが、その性格上、いつも同じ先生がみてくれるとは限らない。相性の悪い先生に当たってしまう可能性だってある。

それに比べて、家庭教師センターは事前に体験授業を実施し、子供の性格に合った教師を派遣してくれる。一番、リスクが少ないと考えられる。

 

成績が悪すぎる子

 

成績が悪すぎて自信をなくしている子も家庭教師を頼むのが一番いい。そもそも家庭教師とは成績が最下層の子供を対象としていることが大半だからだ。

もちろん、最近は中学受験専門の家庭教師とか、いろいろと種類が増えてきたが、従来からあるのは「成績が悪い子専門の家庭教師」である。

家で勉強することになるので、周りの目を気にすることなく、本人がわからないところまで戻って学習することが可能である。

 

どちらにせよ家庭教師センターは相性のよい先生を選んで派遣してくれるので、リスクが少ない。万一、問題があっても、家庭教師センターに連絡すれば先生を変えてもらえる。安心して頼んでほしい。

 

以下におすすめの家庭教師センターを載せておいた。参考にしてほしい。家庭教師センターによって対応できるエリアが異なるので、ご自身の住所で可能なところを選んでほしい。

 

1.家庭教師のガンバ(首都圏)

 

 2.家庭教師のノーバス(首都圏)

 

3.家庭教師のデスクスタイル(西日本全域)

 

現役塾講師が教える!「自分に合った」参考書の選び方

参考書の選び方について話そう。

簡単である。
アマゾンのレビューなども参考にすべきであるが、
一番大事なのは、

自分が読めるか、

ということである。

続けられるかということだ。

だから、絶対本屋に寄って自分の目で確かめてほしいし、そこでの印象、「これなら最後まで読めそう」、というのを選ぶのである。

たとえば、国語の参考書を選ぶなら、パッと読んで、説明が理解できるものを選ぶ。

 僕が今選ぶならこれだ。一番スッと読めそうだったから。

出口汪 現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)

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英語の問題集は、パッと読んで意味がわかるものを選ぶ。とても重要だ。

単語帳は英文を読むのが苦手なら、「ターゲット」のような、単語しか書いてない単語帳を選ぶ。文を読むのがある程度得意で、文を読みながら単語を同時に覚えたいというなら、速読英単語や長文問題集を選べばいい。

 

 

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速読英単語1必修編[改訂第6版]

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勉強は続けることが大事なのだから、身分不相応に難しいものを選んでもいつかパンクする。

簡単なものでも、毎日やって、勉強の習慣をつけることが大事だ。

名著と呼ばれているものや、ベストセラーはそれだけ多くの人が「自分にも読める!」と思えたものなのだから、選択肢に入れる価値はある。

だが、絶対に自分の目で確かめてほしい。

自分に合ったものを見つけることが、一番大事なのだ。

塾講師と生徒の恋愛事情と生徒への接し方

塾講師としての生徒へ接し方について話そうと思う。

 
講師も生徒も当然、人間だ。この生徒には積極的に教えたい!、この生徒はちょっとな〜、みたいなのは、当然のごとくある。
 
それだけではない。
あまり、声を大にして言えないが、講師をしながら、あわよくば生徒と恋愛関係になれたら、と思っている講師も中にはいるのではないだろうか。
 
生徒と交際している講師は僕が過去、勤務していた塾で、存在した
 
(実際に見たわけではないが、本人がそう言っていたのだから、そうなのだろう。わざわざリスクをとって暴露するわけだからな。ちなみにバレたらクビどころではない、犯罪だぞ)。
 
特に、塾を卒業した生徒と、というのは現実的なラインではある。
 
もちろん、就業規則で講師生徒間の恋愛は禁止されているし、恋愛目的で講師をやるなど言語道断である。
 
ただもちろん、生徒にも魅力的な異性はそれなりに存在する。見た目がカワイイなと思う子もいるし、とくに個別指導をしていると、嫌が応にも生徒に深く接していくわけだから、当然、性格とか考え方とかが似ている子もいるわけで、僕も「こういう子が彼女だったらいいなぁ」と思うことは正直、ある。
 
だが、当然だが、ここは塾なのである。中学生や小学生が好きなロリコンどもはともかくとして、大半は高校生が目当てだろう。
 
高校生は自主的に、目的意識をもって塾に来ていることが多い。そこで、雑談ばかりしていると、「こいつは私に教える気があるのか?」と疑問を持つに違いないし、不信感を募らせていくだろう。生徒は馬鹿ではない。
 
生徒は、われわれを先生としてみているのだ。であれば、先生として生徒に接しなければならない。
 
塾講師は、間接的ではあるが、生徒(の親)から報酬をいただいている身である。であれば、生徒(または生徒の親)の要望を叶えるのが仕事である。サプライヤーはクライアントに忠実でなければならない。もちろん、要望そのままに答えるのではなく、何らかの付加価値を付けると尚良い。
 
ただ、余計な介在は無用だ。生徒の目的のために必要なこと以外は手を突っ込むべきではない。
 
われわれは生徒のなにを知っているのだろうか。詳しいのは成績や見せてくれている態度ぐらいであろう。それしか知らないのである。
 

リーガルハイは顧客に対するスタンスの大切なことを教えてくれた

 
リーガルハイというドラマを見たことがあるだろうか?敏腕弁護士が主人公の法廷コメディーだが、要所要所で大切なことを教えてくれている。
 
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主人公、古御門研介のクライアントに対する信条は依頼を絶対に達成することだ。そのためにはどんな悪どい手も使うが、それ以上の余計なことはしない。
 
朝ドラヒロインや
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ウィンウィン野郎
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と違って、決して自分の理想を押し付けようとはしないのだ。自分の理想と顧客の要望は違うのである。
 
塾講師もそうだ。自分の言葉や行動が生徒に影響を与えることはあっても、決して自分の考えや理想を生徒に押し付けてはいけないのだ。
 
ちなみに、子育てにも同じようなことが言えるのではないだろうか。
 
恋愛も一種の押し付けだ。生徒が望むなら、その限りではないが………
その場合は生徒が卒業して、大学生になってからの方がいいかな………
 
※決して恋愛をオススメしているわけではありません。あしからず。

1000円カットの人気店!QBハウスの賢い利用法

1000円カットのチェーン店、QBハウスに4ヶ月ほど通っていたので、使い方について説明しようと思う。

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僕自身はこういう店があるのは知っていたが、利用することはないだろうと思っていた。なぜならやっぱり1000円で短時間で済ますカットではおしゃれにはできないと思っていたからだ。

その僕がなぜ今回4ヶ月も1000円カットを利用することになったのか、その経緯から説明しよう。

もともと、椎木里佳さんと隆太さんの共著で紹介されていたことで、行ってみようかなと思うようになったのだ。

女子高生社長、経営を学ぶ

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QBハウスは完全に一人勝ち状態


QBハウスのビジネスモデルは優秀だ。
完全に他の美容室や理髪店とは一線を画すことに成功している。

QBハウスの特徴は髪をカットすることに完全に特化しているということだ。

普通の店なら髪を洗ってもらったり、マッサージのサービスがあったり、あとはもちろんカラーやパーマができる。

しかし、QBハウスはカットしかしない。カットしたあと、洗髪して残った髪を洗い流すのではなく、強力なバキュームを使って残った髪の毛を吸い取るのだ。

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それによって水道、シャンプー、ドライヤーなどの費用を節約している。終わったあと、特に髪の毛のセットもしない。普通美容室とかにある、雑誌や漫画の類もない。

その代わり、座席の前にはスクリーンがあって、ニュースが見れるようになっている。
まだ、ニュースしか見れないようだが。あとは全部QBハウスのCMである。だから同じ番組が3分くらいでループしてしまうので、この辺をもっと充実させたらよいのではないかと思う。

とはいえ、1000円という低価格をそれなりのクオリティで実現している。なぜ1000円で採算がとれるのかというと、10分で1人のカットを終わらせ、たくさんの人を捌くのである。一人ひとりの客単価は低いが、大量に売ることで稼いでいるのだ。先ほどのように効率的にコストカットを実現し、利益も出している。

そうすると、他の多くの美容室や理髪店は手を出すことできない。真似できないのだ。
価格を下げることはできないし、従来の髪を切る以外のサービス提供ができなくなる。

なので、「あそことウチはそもそもいろいろと違う」、ということで片付けるしかないのだ。

つまり、QBハウスにはほぼライバルがいない。独占状態だ。火曜日が休みとか、同じようなサービスとか、とにかく横並び意識が強い美容室業界で、イノベーションを生み出した稀有な例だ。

オシャレとしてはどうか?


さて、オシャレ目線からいうと、1000円の低価格でカットに関してはまずまず、といった印象だ。僕自身は満足していた。
だからこの期間利用していたのだ。お金の節約のため、というのもあったが。

美容室や床屋に行くとやっぱり時間がかかる。

その時間が必要ないし、とくにオシャレにこだわりはない。という人には大ウケなのか、いつも行ってもお客さんがいる印象だ。とくに週末はめちゃくちゃ混んでいる。1時間待ちはザラだ。

店員さんも人によってはイライラしているので、本当に、「テキトーにカットしてもらえればいい」、という場合以外は週末に行くことはオススメしない。

あと、こだわりがつよい人はやっぱり美容室に行くのがいいと思う。ちゃんと事前にカウンセリングしてくれて、髪型の相談にも乗ってくれるのは従来からある美容室だ。

逆にこだわりがなくて、美容師に、「どんな感じにしますか?」、と言われて返答に困る、という人は是非行ってみてほしい。

「短くして下さい。耳は出して。」

とか言っておけば、テキトーにカットしてくれる。

店員さんも話しかけてこないので、喋るのがイヤだという人にもオススメだ。

個別指導=できない子でも成績が伸びると無思考になっている親は危険だ

昨日はT塾で授業。

小6の男の子を担当した。

 

中学受験するらしい。

はっきり言って優秀な子ではなかった。

僕が小学生だった時代は、まだまだ中学受験がメジャーとは言えず、○能研なんかに行くときも、クラスの皆にばれないようコソコソ通っていたものだ。

時代は変化した。

多くの親が子供を受験させようとしている。

高度な教育を受けせたいというのはわかるが、子供がその高度な教育のレベルに達しているのかをまず省みる必要があるのではなかろうか?

受験?

その前に学校のテストで、満点がいつも取れるくらいじゃないと話にならないと思っている。小学校で習う、基礎的な勉強など出来て当然なのだ。

僕もそうだった。学校では秀才キャラで通っていた。だから、バレたあとも受験することにたいして馬鹿にしてくる人間はいなかった。


この生徒はジジイババアが受験しろとうるさいから受験させられているらしい。

どうせ、他の家の孫が受験するから、ウチも受験させなきゃとかいう、クソみたいな意地の張り合いだろう。

子供に本当に迷惑だ、やめてほしい。


さて、そこで個別指導塾に頼む親も親で、危険というか、無知であるなーと思うのである。

 個別指導塾は教育業界の中でも伸びている業態である。

現代になり、教育にも様々なニーズが生まれている。

それをマンツーマンで生徒一人一人に合わせたカリキュラムで対応します。

というのが、塾側の主張だ。

もちろん個別指導塾の方が料金は高い。相場は集団塾と比べて5倍くらいの開きがある。

基本的に家庭教師を頼んだ方が良いのではないかと思っている。

それで指導の質が高いかと言えば、それは、講師による。

講師はコマ給で雇われた大学生が中心だ。

コマ給なのは、授業がなければ仕事も賃金も発生しない、最強のコスト削減策である。

いつも同じ講師が教えてくれるとは限らないのである。永遠に講師をたらい回しにされる可能性がある。

講師間の連携がとれている塾ならまだマシだが。

いずれにせよ、良い先生に当たらなければ良い結果は出にくいであろう。

良い先生とは、生徒のことを仕事では第一に考え、試行錯誤しながらPDCAを回す先生のことだ。

わかりやすく言えば、生徒が詰まっていたらどこで詰まってるのかなと考えてこの辺から説明するとか。生徒に直接聞いても大体、全部わかんないみたいにいってくるからこちらが把握しなければならないのだ。

生徒の成績が停滞していたらその原因を突き止めて改善させねばならない。宿題をやってこない生徒なら、宿題をやってくるように工夫するなりするのだ。

成績が伸びない理由を生徒のせいにしてしまっては講師としては1流とは言えない。

勉強を教えること、ティーチングも大事だが、生徒の行動を変える、考え方を変える、コーチングも同じくらい大事な業務なのだ。

そこまで考えて生徒に接して、やっと僕と同じレベルの講師になれる。


でも、ここまで研修してくれる塾は皆無なので、ここまでの能力を持ってる講師は少ないのが現状だ。

それこそ、バイト感覚でやっている講師もたくさんいる。残念なことだが。彼らの本業は大学生なのだ。


塾に丸投げするのは危険である。親も工夫して子供に勉強させる努力は必要である。

例えば、毎日計算練習させるとか、これだけでもかなり違うはずだ。

僕の生徒で、小学生のころ毎日に百ます計算していた生徒は暗算が速い。当然、計算ミスも少ない。

計算ミスというのは軽視されがちだが、演習が不足していることの象徴だ。中学生のうちにたくさん数学の基礎問題を解かせるべきである。


とにかく、大切なのは、子供ののとを考えて本気で教育を施したいなら、親自身の努力も不可欠である。

コミュニケーションを取れる生徒は伸びる可能性がある

勉強苦手な子は伸びるのか?
逆転は可能なのか?

まず思うことは、塾や家庭教師に頼りきりなのはダメだということ。
要するに、自分で何とかしようという気がないということ。
塾や家庭教師に頼めば成績が勝手に上がると思い込んでいるのか、自分の頭で考えられないからなのか。どちらのせよ中学生にもなって無思考では伸びない。

授業中に寝る子、勉強に集中せず話をそらす子、たくさんいる。

だから、「やる気がないなら帰れよ。」って正直こっちも面倒になること多々ある。

素直ならまだ許せる


それでも、素直な子で言うことを聞く子はまだまだ救いがある。
こちらの話が聞けて、向こうからも話ができて、
要するにコミュニケーションが取れるかどうかという話だ。

そうすればコーチングすることは可能であり生徒自身の習慣を変えていくことができる。

言うことを聞かない子は問題だ。まずこちらの話に興味を持ってもらわねばならない。余裕で話をそらしてこようとしてくる。

ムカつくから時々言いたくなる。

「お前、何のために塾に来てるの?成績を上げるためだろう。それならせめて言うことを訊けよ」、と。

ある程度の生徒に勉強させることは、学べば可能だと思っている。中学高校のときの教師にそういう類の人間がいたからだ。

教師として、面白く授業ができて、ある程度のスパルタ教育がハマれば勉強させることはできる。しかし、自分で思考する能力を伸ばすことはできない。
まあ、成績が上がったという成功体験を積ませるには良いことだとは思っている。

教育産業の目的とは


教育の目的とは何なのだろうか?
勉強ができない子の成績を上げることなのだろうか?

高校生であればある程度自主的に学習したいと思って塾に来ることが多い。
しかし、中学生はまだまだ未熟だ。
受験というものを経験したことがないので、勉強のやり方をわかっていないし、モチベーションも低い。

こういう、モチベーションの低い人間たちを動かしていくのがサービスだったり、商品だったりするのかもしれない。

サービスや商品は人々の生活を便利にするものだ。
お金を使って入手し使うことによって生活が豊かになる。
富を生む。
時間を生む。
余裕を作ることができる。
生み出したものをつかって新たなことに取り組むことができるのである。

一方で、人生というのは暇つぶしだ。

ユーチューバーが売れるのも、
パチンコ店がそこかしこに存在するのも、
ゲームが売れるのも、
文春の炎上記事が売れるのも、
芸能人が叩かれるのも、

みんな暇をつぶしたいからなのだ。人間にとって暇というのは一番嫌なことなのである。

はっきり言って、仕事だって究極的には暇つぶしだと思っている。
すばらしい暇つぶしだ。創意工夫して楽しく取り組めばこれほど人生が充実するものはないし、さらにお金までもらえるのである。

豊かな人生を送るには、なるべく良質な暇つぶしというのをするべきなのだと思う。

そういう意味では勉強はすばらしい暇つぶしだ。頑張った分だけ結果が返ってくるし、世間にも認められる。
それだけ、学校の勉強ができるというのは、簡単なことではないのだ。みんなできなくてどこかで諦めてしまったのだ。非常に残念だ。

ただ、他に夢中になれること、社会に貢献できることを見つけられた人は大丈夫だろう。問題はなにも夢中になれることがない人なのである。

コミュニケーションが取れる生徒には教えたくなる


結局なにが言いたいかというと、
自分の意思で学びに来てる生徒には熱を持って教えたくなるんだよなぁ。
やっぱり素直だから教えやすいし、ちゃんとコミュニケーションをとってくれる、それが1番なんだ。コミュニケーションが取れれば上記のようなことも伝えることができる。