netuの日記

大学生の現役塾講師の日常を綴るブログです。

個別指導=できない子でも成績が伸びると無思考になっている親は危険だ

昨日はT塾で授業。

小6の男の子を担当した。

 

中学受験するらしい。

はっきり言って優秀な子ではなかった。

僕が小学生だった時代は、まだまだ中学受験がメジャーとは言えず、○能研なんかに行くときも、クラスの皆にばれないようコソコソ通っていたものだ。

時代は変化した。

多くの親が子供を受験させようとしている。

高度な教育を受けせたいというのはわかるが、子供がその高度な教育のレベルに達しているのかをまず省みる必要があるのではなかろうか?

受験?

その前に学校のテストで、満点がいつも取れるくらいじゃないと話にならないと思っている。小学校で習う、基礎的な勉強など出来て当然なのだ。

僕もそうだった。学校では秀才キャラで通っていた。だから、バレたあとも受験することにたいして馬鹿にしてくる人間はいなかった。


この生徒はジジイババアが受験しろとうるさいから受験させられているらしい。

どうせ、他の家の孫が受験するから、ウチも受験させなきゃとかいう、クソみたいな意地の張り合いだろう。

子供に本当に迷惑だ、やめてほしい。


さて、そこで個別指導塾に頼む親も親で、危険というか、無知であるなーと思うのである。

 個別指導塾は教育業界の中でも伸びている業態である。

現代になり、教育にも様々なニーズが生まれている。

それをマンツーマンで生徒一人一人に合わせたカリキュラムで対応します。

というのが、塾側の主張だ。

もちろん個別指導塾の方が料金は高い。相場は集団塾と比べて5倍くらいの開きがある。

基本的に家庭教師を頼んだ方が良いのではないかと思っている。

それで指導の質が高いかと言えば、それは、講師による。

講師はコマ給で雇われた大学生が中心だ。

コマ給なのは、授業がなければ仕事も賃金も発生しない、最強のコスト削減策である。

いつも同じ講師が教えてくれるとは限らないのである。永遠に講師をたらい回しにされる可能性がある。

講師間の連携がとれている塾ならまだマシだが。

いずれにせよ、良い先生に当たらなければ良い結果は出にくいであろう。

良い先生とは、生徒のことを仕事では第一に考え、試行錯誤しながらPDCAを回す先生のことだ。

わかりやすく言えば、生徒が詰まっていたらどこで詰まってるのかなと考えてこの辺から説明するとか。生徒に直接聞いても大体、全部わかんないみたいにいってくるからこちらが把握しなければならないのだ。

生徒の成績が停滞していたらその原因を突き止めて改善させねばならない。宿題をやってこない生徒なら、宿題をやってくるように工夫するなりするのだ。

成績が伸びない理由を生徒のせいにしてしまっては講師としては1流とは言えない。

勉強を教えること、ティーチングも大事だが、生徒の行動を変える、考え方を変える、コーチングも同じくらい大事な業務なのだ。

そこまで考えて生徒に接して、やっと僕と同じレベルの講師になれる。


でも、ここまで研修してくれる塾は皆無なので、ここまでの能力を持ってる講師は少ないのが現状だ。

それこそ、バイト感覚でやっている講師もたくさんいる。残念なことだが。彼らの本業は大学生なのだ。


塾に丸投げするのは危険である。親も工夫して子供に勉強させる努力は必要である。

例えば、毎日計算練習させるとか、これだけでもかなり違うはずだ。

僕の生徒で、小学生のころ毎日に百ます計算していた生徒は暗算が速い。当然、計算ミスも少ない。

計算ミスというのは軽視されがちだが、演習が不足していることの象徴だ。中学生のうちにたくさん数学の基礎問題を解かせるべきである。


とにかく、大切なのは、子供ののとを考えて本気で教育を施したいなら、親自身の努力も不可欠である。

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